誰しもが着用している下着。男性でいうならパンツですね。
この下着ですが、実はタイプによって精力に影響を及ぼしている可能性があります。ここではそんな精力と下着の関係についてのお話です。
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物理的影響という観点から選ぶ下着
下着は男性であれば、下半身に身に着けます。そうなると当然、影響が出てくるのは下半身、ペニスや睾丸(精巣)の辺りになってきます。
さて、世の中には様々なパンツがありますが、大まかに分けるとブリーフとトランクスがあります。(※ボクサータイプはブリーフと同じとしています)この二種類のうち精力に悪影響がある可能性があるとされているのはブリーフ(ボクサー)タイプの方です。
では何がいけないのでしょうか?
下着はお風呂に入るとき以外は一日中着けている物です。ブリーフタイプ、特にボクサータイプのものはトランクスタイプに比べて締め付けがきつくなっています。これが良くありません。
股間の辺りの締め付けが強いと血行が悪くなってしまいます。ED(勃起不全)や半勃ちの原因の一つに、ペニスへの血液の流れが悪いという事があります。締め付けがキツイ下着を着けていると、これと同じ事を人為的に引き起こしていることになります。
さらに睾丸(精巣)が体に密着してしまいます。これも良くありません。睾丸には精子を作ったり男性ホルモンを分泌する働きがあります。この睾丸が体に密着すると温度が上がってしまいます。
睾丸は体温よりも3℃程低くないと正常に機能しないと言われています。また精子も、涼しい状態の方が活発になると言われています。これがブリーフタイプの下着だと、体温と同じ温度まで上がってしまうのです。
睾丸の温度が上がると質の良い精子が作られにくくなり、さらに男性ホルモンの分泌も減少してしまいます。その結果、性欲の低下や性機能の低下を招く恐れがあります。
元々睾丸には自動で温度を調節する機能があります。寒いと、睾丸が上がってきて体と密着し、暑いと、陰嚢(いわゆる玉袋)が伸びて表面積が増加することで放熱効率を上げ、体から睾丸を離します。ブリーフタイプの下着は、その働きを妨げてしまいます。
さらには密着していると通気性が妨げられて蒸れる事によって、衛生面でも良くないと言われています。
また、締め付けのキツイ下着だけでなく、ズボンにも気をつけましょう。
雑誌「Human Reproduction」での発表では、精子の数の少ない男性と多い男性900人を対象に調べてみたところ、締め付ける下着やタイトなズボンは、ドラッグや喫煙、飲酒、肥満などよりも、精子の数の減少へ与える影響が大きいとわかったそうです。
【参考資料】
男子達、脱ボクサーパンツしたほうがいいかも!?(GIZMODO)
ということでここではトランクスタイプの下着が一番良いということになります。
視覚的影響という観点から選ぶ下着
さて、こちらでは視覚的な観点からどの下着がいいのか、ということを考えてみたいと思います。視覚的というとなんだか小難しいですが、要はファッション的な視点、もっと簡単に言うなら見た目です。
いきなり結論ですが、これは個人的にボクサータイプかと思われます。理由としては、一番セクシーに見えるからです。ブリーフやトランクスがダサいというわけではありませんが、セクシーさという点ではボクサータイプが一番なのではないかと思います。
ボクサータイプの下着はストレッチ素材が使われており、ブリーフに比べ生地が薄いために密着し、着用時の見た目がスタイリッシュになります。
また、女性の前でパンツ一枚になるような状況は、ほとんどの場合セックスを行う場合だと思われます。その際に、伸縮性のある薄い素材は密着度が高いため、一番男性らしさを主張します。つまり、一番股間がもっこりするわけです。
これは性的興奮を高めるのに効果的に働くと思われます。さらに、ブリーフやトランクスに比べ、筋肉などの体のラインも出るため、男性らしさという点ではボクサータイプが一番勝っていると思われます。AV(アダルトビデオ)の男優の方も、股間のセクシーさをアピールするためにボクサータイプの下着を着用しているそうです。
また、ブリーフタイプに比べデザインの選択肢が幅広い点もボクサータイプの利点です。女性にもあるようですが、ここぞという時用の下着、いわゆる勝負下着はデザイン性の高いものを選ぶことが多いようです。その勝負下着という点でも、ブリーフよりもデザインの幅が広いボクサータイプは有利だといえます。
デザインの視覚的な効果はバカにできません。勝負下着というのはもちろん、そういった観点で選択されたものです。デザイン自体にも、ポップなものから男らしいものまで様々な印象があります。男らしいデザインのものは男らしい印象を与えますし、センスがよいものは自分の評価をアップさせることにもつながります。
また色も大きな要素です。
一般的に赤色は興奮状態になりやすく、逆に青色は落ち着いてくるという効果があるといわれます。女性の赤い口紅がセクシーに見えるというのも、これによるものと言われています。
さらに、人間の皮膚は色を認識するという説があり、センサーのような機能を果たしているといわれています。これは、赤い部屋や青い部屋で目を閉じていても、目を開けているときと同様の精神効果になる、といわれる事からきています。
つまり赤い下着を付けていると、相手だけでなく自分にも興奮効果が期待できるということです。
この理屈でいくと、赤いボクサータイプの下着を付けるのが一番セクシーに見えるということになります。
まあもちろん視覚的影響には個人差がありますし、赤のボクサーパンツを履けば魅力がアップするという保障はありません。しかし、少しでも効果がある可能性があるのなら、試してみる価値はあるかも知れません。
そういった意味でも、選択肢の豊富なボクサータイプは他の下着に比べて有利だと思われます。
まとめ
いかがでしょうか?精力によい、という点ではトランクスがいいと思われますが、見た目の性的な魅力という点ではボクサータイプという事になります。
必ずしもどちらかしかダメだというわけでは、もちろんありません。普段はトランクスを履いて、いざという時の勝負下着として赤系のボクサーパンツを用意する、というのでももちろん大丈夫です。私はトランクスとボクサーの両方持っていますが、特に勝負下着というわけでもなく、適当に履き回しています。(笑)
個人的には、先立つもの(精力)がないとセックスも何もないので、トランクスがオススメです。パンツをボクサータイプやブリーフからトランクスに変えたら勃起力が改善されたとか、朝勃ち回数が増えたというような声もあるようです。
しかし、何を履くかは個人の自由です。なので新しく下着を買い換えるときにでも、どのタイプの下着にするのかというのを、一度考えてみてはいかがでしょうか。