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運動不足について
運動不足とは辞書によると、
運動量が、健康増進のために推奨される運動量や、健康の維持のために最低限必要とされる運動量に対して足りないさま。
運動していない様子。
運動不足とは - 日本語表現辞典(Weblio辞書)
とされています。そのままの意味ですね。
現代では技術の進歩などによって、普通に生活している分には身体を動かすことは少なくなっています。また、仕事などで忙しかったりで運動をする時間が取れない場合もあります。
ある意味、現代病とも言えるかも知れません。これらの原因によって起きる運動不足は、人体にとって様々な悪影響を及ぼします。
運動不足の人体への影響
運動不足が人体に与える影響は様々です。
- 体力の低下
- 抵抗力の低下
- 代謝の低下
- 生活習慣病にかかるリスク増加
- 心への影響
- 肥満
筋力、持久力、肉体的バランスなどが衰えたり崩れたりする事による体力の低下
寒さや暑さに対する抵抗力や免疫力などの全体的な抵抗力が低下
筋肉の衰えによる基礎代謝の低下
心筋梗塞・狭心症・高脂血症・高血圧などの生活習慣病の一因となる
運動不足によるストレスの解消が出来なくなるためストレスを溜め込み、不眠症や心身症を引き起こす可能性がある
筋肉量や筋力の低下、代謝の低下、体内エネルギーの消費量の減少による肥満
また肥満による生活習慣病やメタボリックシンドロームなどを引き起こす
など
精力減退との関係
運動不足と精力減退の関係についてですが、運動不足になると筋力が減少します。筋力が減少すると、男性ホルモン(テストステロン)の分泌が減少します。
男性ホルモンは精力に深く関わっており、男性性器の発育と機能の維持や性欲を高める作用があります。この男性ホルモンの分泌が減少することで精力の減退が引き起こされます。
また男性ホルモンには、血管の状態を正常に保つ一酸化窒素(NO)を産生する働きもあります。男性ホルモンの減少に伴う一酸化窒素の不足に合わせて、筋力の衰えやそれに伴う代謝の減少などで、血管の健康が損なわれたり、血流の悪化などが引き起こされます。
これらの影響は、精力で言うと、主に勃起に関係してきます。血管の健康悪化や血流の悪化、血管の収縮により陰茎に血液が流れにくくなり、その結果、勃起しにくくなったり中折れや、全く勃起しない(ED)などの原因になります。
その他に、運動不足では、生活習慣病やメタボリックシンドロームにかかりやすくなります。これらの病気には血管に関係した悪影響を与えるものが多く、それが間接的に精力の減退を招きます。
また、精神的な面でも悪影響があります。運動にはストレスの解消効果があるのですが、運動不足になるとストレスを溜め込んでしまいます。
その結果、うつ病を発症したりなどの精神病を発症することがあります。精神に悪影響が発生すると、精力の減退につながります。性欲が起きなかったり、精神的な要因で発生するED(心因性勃起障害)などを引き起こす場合があります。
このように運動不足によって、精力の減退が引き起こされます。
まとめ
現代人の陥りやすい代表的なものの一つ、それが運動不足です。日常的にスポーツを楽しんでいる人には無関係ですが、皆がそうではありません。
仕事に忙殺されて時間がなかったり、技術や乗り物の発達によって我々は確実に運動する機会が減っています。精力の減退だけでなく健康にも大きな悪影響があります。
なるべく運動する機会を設けたり、エレベーターではなく階段を使うなど運動を日常の中に取り入れたりして、出来るだけ解消を目指していきたいものです。
なお運動に関する精力増強トレーニングについてはこれで精力増強!?効果的なトレーニング法の記事、ツボやマッサージなどに関しては精力増強に効果的なツボやマッサージ法の記事をご参照ください。