生活習慣には様々なものがありますが、その中には精力に良いものもあれば悪いものもあります。
そのような様々な生活習慣が精力にとってどのような影響をもたらすのかを解説したいと思います。
目次
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継続することが大切
さて、精力に良い生活習慣と悪い生活習慣のお話なのですが、内容を紹介する前に知っておいてほしいことがあります。
悪い生活習慣は、精力だけでなく健康そのものにも悪影響が発生する場合があります。同様に、良い生活習慣は精力以外にも健康にとって好影響をもたらします。という事はもちろん、悪い生活習慣はやめる、もしくはなるべく控えるようにして、良い生活習慣に変える方が健康にとっても精力にとっても良いということになります。
ですが良い生活習慣に変えたとしても、効果はすぐに出るわけではありません。もちろん健康や精力の良い効果は期待できるのですが、それには時間がかかるのです。一番大切な事は、それを継続して行っていくということなのです。
生活習慣とは、日々の生活の中で繰り返し行っている行為のことです。その行為一回ではなく、継続して何回も行う事によって効果が現れます。塵も積もれば山となるということですね。
ですので、悪い生活習慣をやめたからといって、すぐに改善されるとは考えないでください。同様に、良い生活習慣を始めたからといって、すぐに良い効果が出るとは思わないようにしてください。
精力の改善、増強に有効である精力剤(男性用活力サプリメント)ですら、効果に関しては1ヶ月かそれ以上の時間がかかります。精力剤(男性用活力サプリメント)は継続して使用することを前提とした物なのです。
なので、生活習慣の改善にはそれ以上の時間はかかるものだと考えてください。「とりあえず1週間だけ」とか、「1ヶ月だけやってみようかな」というのは意味がありません。
習慣というのは日常の中で繰り返し行っていくという意味で、食事や睡眠などと同じようなものだと思います。ただ、生きるのに必ずしも必要ではないというだけです。
ですので、今の習慣を変える、良い習慣を取り入れようと思っているなら、一生行っていくつもりで取り組みましょう。
とはいっても、そんなに気負う必要はありません。最初こそなかなか難しいと感じるかも知れませんが、そこを乗り越えて癖のようになってしまえば、意識しなくても出来るようになります。ですので、是非、この機会に自分の習慣を見直してみましょう。
良い習慣
ここでは良い習慣を紹介します。ですが正直、そんなに特別な事はありません。
普通に誰でも知っているというレベルのものもありますが、その当たり前に知っていることが案外出来ていなかったりもします。自分が出来ている事と比較しながら見てみるのも良いかもしれません。
きちんと食事を取る
当たり前ですが、これが案外出来ていない場合は多いと思います。
朝、時間が無くて朝食を抜く。
昼、仕事が忙しくて昼食を抜く。
夜、残業や疲れで夕食を取らずに寝る。
このようなことは非常に良くあります。(私も多いです。)しかし栄養が無いと体は動きません。この栄養を摂取する食事を抜いていては、精力どころか健康まで損ないかねません。しっかり3食取りましょう。
食事の栄養をバランスよくとる
食事をちゃんと取っていたとしても栄養のバランスが偏っていてはいけません。精力にも直接的、または間接的な悪影響があります。
ビタミンやミネラル類の不足は、勃起力の低下や精子の減少などの影響があります。また高カロリーな食事ばかり取っていると、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病のリスクが増加します。
食事の際は栄養バランスに気をつけましょう。
運動をする
運動には代謝を向上する効果があります。代謝が向上すると、血行が促進され、勃起力の向上が見込めます。また精力減退の原因の一つとされる、ストレスの解消効果もあります。
※ストレスについて詳しくはこちらの精力減退とストレスについての記事に記載しています。
さらに、脂肪燃焼によるダイエット効果があり、これによりメタボなどの生活習慣病予防にもなります。生活習慣病は精力減退の原因の一つと言われています。
しっかりと睡眠をとる
睡眠には疲れを取る、細胞などの修復など体のメンテナンスをする役割があります。その睡眠が不足すると、疲れ、集中力の低下、やる気の低下などの影響が出ます。
精力にもこれらは関係し、性欲の減少、中折れなどが発生しやすくなります。また、神経や脳の回復なども行われないため、男性ホルモンの分泌が減少したり、新陳代謝の低下によって血流が悪くなり、勃起力の低下なども引き起こします。
起きる時間、寝る時間をそろえる
起きる時間や寝る時間がバラバラになると自律神経が不安定になります。自律神経が不安定になると精神的に不安定になりますし、体調にも悪影響を及ぼします。
精神が不安定になると、やる気や集中力の低下を招き、結果性欲の減少につながります。また、自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。そのうちの副交感神経がうまく機能していないとうまく勃起しないと言われています。
寝る前の3時間は物を食べない
これは睡眠の質に関係してきます。睡眠を取る3時間以内に物を食べると、寝る時にまだ胃に食べ物が残っている状態になります。これが胃に負担をかけ、これが睡眠の効率を下げます。
睡眠の効率が低いと質が下がり、睡眠による効果を下げてしまいます。結果として精力に関して悪影響を及ぼしてしまいます。
生活習慣というよりも、睡眠などのちょっとしたコツのようなのも含んでいますが、大雑把に言ってしまえばつまりは、いわゆる「規則正しい健康的な生活」というものです。
自分の環境などによっては不可能な場合もありますが、出来るだけ健康的な生活をすることが、精力的な健康にもつながります。そして、健康的な生活を送るにあたって、上に書いたような事も大切なのですが、どちらかといえばこれから紹介する悪い習慣をやめる事の方が重要です。
悪い習慣
いくら健康的な生活を心がけて良い習慣を行っていても、それを打ち消す、または上回る悪影響を持つ悪い習慣を続けていたのでは意味がありません。
ここではその悪い習慣を紹介します。
喫煙(タバコ)
タバコに含まれるニコチンには血管収縮作用があります。この結果血流が悪化し、勃起しにくくなったりED(勃起障害)になるリスクが増加します。
また、体内にあるビタミンやミネラルの不足を招き、血流悪化、精子の減少、勃起力の低下などを招きます。健康面でいうとガンなどが有名ですね。
※詳しくはこちらの精力減退とタバコ(喫煙)についての記事に記載しています。
飲酒(アルコール)
実は飲酒は、ごく少量ならストレス解消や性欲の増大、勃起力の向上などの良い影響があります。しかし、多く飲むと逆に悪影響を及ぼします。
感覚が鈍くなる(神経が麻痺)ため快感を感じにくくなり、勃起力が下がってしまいます。また、アルコールの分解のために大量のビタミンやミネラルが消費されるため不足してしまいます。
さらにその分解作業の結果、肝臓に負担を与え食欲不振や栄養不足、体力低下を引き起こします。それが生殖器官の機能を著しく低下させてしまいます。
※詳しくはこちらの精力減退と酒(飲酒)についての記事に記載しています。
偏った食事
食事が偏るというのは、栄養のバランスが偏るということです。ビタミンやミネラル類が不足すると、勃起力の低下や精子の減少などにつながりますし、生活習慣病のリスクも増加します。
また、体力の減少や集中力の低下などの影響により、性欲の減少にもつながります。
※詳しくはこちらの精力増強に効く!効果的な食べ物の記事に記載しています。
運動不足
運動不足になると体力や免疫力の低下、代謝の低下などの影響が出ます。その結果、勃起力のや勃起の維持力低下、性欲の減少などの症状が出る可能性があります。
またストレスの解消が出来なくなるためストレスを溜め込み、不眠症や心因性EDの危険性も増加します。さらに肥満による、生活習慣病にかかるリスクが増加します。
※詳しくはこちらの精力減退と運動不足についての記事に記載しています。
徹夜
徹夜、つまり睡眠不足により体内の様々なリズムが狂ってしまいます。それにより、自律神経の乱れによる勃起力の低下、ホルモンバランスの乱れによる男性ホルモンの分泌の減少、疲労の蓄積やスタミナの減少、やる気の低下や性欲の減少などの影響があります。
※詳しくはこちらの健康的な生活に欠かせない睡眠と精力の関係性とは?の記事に記載しています。
特に目新しいことはなかったと思います。これらは精力だけでなく、健康に悪影響を与えるとして広く知られている事柄です。誰でも知っているようなこれらの事をやめたり改善するだけで精力の増強が見込めるのです。
しかし中には簡単にやめる事の出来ないものもあります。アルコール依存症などの依存症になっている場合や喫煙は自分ひとりではどうしようも無い場合があります。そういった場合は自分ひとりで何とかしようとせず、病院で相談するようにしましょう。
まとめ
精力の減退を防ぐには、生活習慣を改善することがかなり効果的です。そして自分自身の体の健康にとっても非常に有効な事柄です。
簡単にはいかない物もありますが是非、自身の生活習慣を見直す機会を設けてみてください。